TencentがVR戦略を転換 - Tech Insiders News, 2023年2月

インタラクティブ技術、AI、web3、センスメイキング、起業、心理学について、「ノイズより信号」を重視して選んだリンク集です。
- 中国のテック大手Tencentが、VR戦略を見直しています。
競合であるByteDanceのPico VRヘッドセットの販売が急伸するなか、Tencentは自社のハードウェア開発をすべて止める一方、Metaのヘッドセットを中国に持ち込むべくMetaと協議していると噂されています。
筋は通っています。TencentはMicrosoftと同じくソフトウェアの会社であり、両社ともこの1か月で軸足を調整したように見えます。
これはVR市場が縮小している兆しでしょうか。私はそうは思いません。
私の見るところ、いまVR業界で起きている大きな動きは現実路線への移行です。熱狂は過ぎ去り、いまや市場に噛み合う提案が求められる時期に入ったのです。
Tencent VR - 生成AIは指数関数的な速さで良くなり続けています。すべての更新を追うには紙幅が足りないので、考えさせられるものを一つ選びます。
Control Netが公開されました。生成したい画像をより細かく制御できる、新しい種類の画像生成ツールです。
ある人が興味深い考察を投稿していました(要約し、抜粋します)。近い将来、子どもが自分の描いた絵を精細なイラストに、ひょっとすると映画に、あるいは仮想世界にまで変えられる世界を想像できますか。
それを思い描いたとき、あなたは何を感じましたか。感嘆でしょうか、それとも恐れでしょうか。あるいは両方でしょうか。「技術に善も悪もない。悪いのは使う人間だけだ」という言い方をよく耳にします。私はこの言い回しがあまり好きではありません。分断的で、表層的だからです。
この記事に触発された私の見解はこうです。技術は価値中立ではありません。高度な技術はどれも、社会に深く複雑な影響を及ぼし、しばしば意図せぬ帰結を伴います。
技術を、それ自体が孤立したものであるかのように、技術のためだけに開発するのはやめるべきです。そうではなく、その影響と、私たち自身・社会・地球との関わりを、人間的な価値を念頭に置いて深く考える必要があります。
Credit https://www.reddit.com/user/metacryptom/ - さて、これは完全に私の専門外ですが、このニュースレターは考えるきっかけを届けるためのものなので、少しお付き合いください。培養肉がやって来ます。動物の細胞から研究室で育てられる肉です。
先ほどの考え方の枠組みを当てはめてみましょう。どんな影響や、意図せぬ帰結があり得るでしょうか。
工場的な畜産の終わり。食生活の抜本的な転換と、それに伴う世界規模の健康の変化。人間と動物の関係の変容。どの国も安価に肉を生産できるようになったときの経済的な均衡の移動。そして、機微を欠いた二項対立の文化戦争。
ちなみに、動物の細胞に由来するのなら、ライオンの肉やトラの肉、あるいは人間の肉さえ生まれるのでしょうか。
Upside Foods
そして本日の画像、Midjourneyによる「技術が価値中立ではないと気づいた文明。しかし、もう手遅れなのだろうか」です。