CES 2023 総括 - Tech Insiders News, 2023年1月

お待たせしました。@GimbalCubeのイノベーション責任者であり私の共同経営者でもあるSébastien Spasと共同で書いた、CESのまとめです。最後に愉快なおまけを用意しているので、ぜひ最後までお付き合いください。
CESは実にかっこよく、話題性があり、華やかな技術であふれています。しかしその多くは見せ物であり、近い将来の実用にはつながりません。だからこそ私たちは、みなさんの日常か、私たちの日々の案件に、近いうちに入ってくると考える技術に絞って見てきました。
ヘッドセットとARグラス
- 見逃せないのがHTC Vive XR Eliteの発表です。HTCの狙いはMeta Quest Proとの真っ向勝負。
価格は予想より安い1,099ドルで、Metaより軽量。
MRの画質はMetaに劣るようですが、装着感は良く、願わくは開発者にとっても扱いやすいはずです。決定的な評価は実際に試してからですが、有力な選択肢になり得ます。 - Lynx XR-1が出荷を開始し、CES Innovation Awardを受賞しました。
数週間後に実機が届き次第、私たちの検証をお届けします。
CESで試した人たちからは、Metaより映像品質もハンドトラッキングも優れているとの報告が上がっています。 - Magic Leapは引き続きBtoBと産業用途に注力しています。
手術中の使用について認証を得た初のヘッドセットとなりました。 - VuzixのARグラスもCES Innovation Awardを受賞しました。
複雑なアプリやゲームはなく、狙いは必要なときに必要な情報を出すことです。
市場はついにARグラスを受け入れる準備ができたのでしょうか。私たちはそう考えます。産業の現場ではすでに使われており、Appleが数年内にグラスを出すという噂もあることから、一般への普及も近いはずです。
目指すのはスマートフォンの置き換えです。単純さが勝つでしょうか。 - ブロックチェーン企業のSomniumは、Somnium VR1を展示する予定でした。
オープンソースの高性能な端末です。
ただ、試用レポートは一つも見当たりませんでした。本当に展示されていたのでしょうか。
リテール
- LGの透明ディスプレイは、CESで最も魅力的なデモの一つでした。
注目する理由: 小売(たとえば店舗のウィンドウ)やイベントでの応用が数多く見込め、革新的な使い道が一気に広がります。
体験
- NikonのBoltXとUnreal Ride: 小規模なXRスタジオです。
XRスタジオは数年前から映画製作で使われています。
このデモが示すのは、テーマパーク定番の記念撮影の進化形です。あなたが主人公となる、映画さながらの完成された作品ができあがります。 - 昨年11月にも触れましたが、CESでHoloriderはいくつかの改良を披露しました。
Holoride Retrofitにより、どんな車でも使えるようになりました。
そして予想どおり、映像酔いという課題を抱えています。
サステナビリティ
- Cnetはサステナビリティが誰の口にも上っていたと伝えています。とりわけJohn Deereと、使用量を60%削減する精密な施肥が注目されました。
それでもなお、ワイヤレステレビや電子ペーパーで覆われた自動車が並びます。そして私たちは考えるのです。これは本当に必要なのだろうか、と。
スマートホーム
- Matterがいたるところにありました。
Amazon、Apple、Googleをはじめ多くの企業が支持する、スマートホーム機器の標準規格です。
これにより多くのサービスが相互に連携できるようになり、新しい機器や家電が生まれます。
ここでもやはり、純粋な利便性より、省エネや持続可能性に向けた応用をもっと見たいところです。
おまけ
今週のニュースレターは内容が重かったので、息抜きをどうぞ。新しい映像ではありませんが、知覚を突然変えられると方向感覚がいかに乱れるかを見事に示しています。仕掛けは単純で、ヘッドセットの中では真上から撮ったカメラ映像しか見えないのです。
せっかくなので流行に乗って、ChatGPTにこのニュースレターを要約させ、その結果をMidjourneyに渡してみました。プロンプトはこうです。「CESでは、HTC Vive XR Eliteヘッドセット、フランス製のLynx XR-1、Magic Leap、VuzixのARグラスなど、VRとARの多様な進展が披露され、サステナビリティとスマートホーム産業に重点が置かれた。」
さらに遊びで、それを俳句に変換させ、こちらもMidjourneyに渡しました。プロンプトは「CESの技術展示、AR、VR、小売の潮流、持続可能性への希望。」。良い作風です。