メタバースの環境負荷 - Tech Insiders News, 2022年11月

インタラクティブ技術、AI、web3、センスメイキング、起業、心理学について、「ノイズより信号」を重視して選んだリンク集です。
本日の画像はMidjourneyによる生成。プロンプトは「足並みを揃えることは人間にとって非常に難しい。そしてAIにとっても難しい。」(下記のリンクから着想を得ました)。画像の全体は記事の末尾に掲載しています。
- 物事の進路を変えるなら、起きてしまう前のほうが容易です。それがAmelia KallmanのTEDx講演「The Metaverse & the Environment」に込められた希望のメッセージです。
要点はこうです。仮想世界の利用が増えるほどデータは増え続け、配信への移行はデータセンターの負荷も押し上げます。どのみち私たちはその方向へ進むのですから、この問題に向き合うかどうかは私たち次第です。果たしてできるでしょうか。忘れないでください。足並みを揃えるのは難しい。利益や権力が絡むときを除いては。 - MetaがCICEROを公開しました。有名なボードゲームディプロマシーで人間並みの成績を収めるAIです。見事な成果ですが、私の見方を述べます。
一つの反応はこうでしょう。「なんてことだ、AIが政治までできるようになった。実にまずい。止めないと人類は滅ぼされる」。部分的には同意します。AIが悪い方向へ転ぶリスクは確かに高い。
しかし、まだそこには至っていません。AIがゲームを解いたと聞いたときは、その題材ではなく、ゲームの仕組みに目を向けてください。CICEROが解いたのはディプロマシーという特定のゲームの問題であって、複雑な政治という営み全般では(まだ)ありません。 - AI関連のもう一つのニュース。MetaがGalacticaを公開しました。数百万件の研究論文で学習させた生成AIで、「科学を整理する」ことを狙ったものでしたが、2日で公開を取り下げました。
主な理由は、誤った情報ばかりを出力していたことです。ここでもまた、AIを私たちの必要に沿わせることの難しさが浮き彫りになりました。 - 感謝祭の時期なので、リンクをいくつか。
慈善団体への寄付によって、実際に大きな影響を生み出せることをご存じですか。私自身、退職まで収入の10%を寄付するというGiving What We Canの誓約に参加しています。
そしてUnderrated reasons to be thankful。とても愉快な読み物です。
そして本日の画像、Midjourneyによる「足並みを揃えることは人間にとって非常に難しい。そしてAIにとっても難しい。」です。
とても良い仕上がりです。これを見て、AIによるアート生成が受け入れられやすい理由に気づきました。結果が思い描いたとおりでなくても(そもそも一致するはずもありませんが)、それでも美しく、気に入るからです。Galacticaのように正確さが求められるモデルでは、そうはいきません。