Oasis は、広告ですでによく知られたフルーツのマスコットを、テレビの中ではなく売り場に登場させたいと考えていました。私たちは店内に設置する一式を構築しました。床に区切ったエリアの上方にカメラとデプスセンサーを配置し、大型スクリーンに映像を送ります。来店客は自分のライブ映像に3DのフルーツキャラクターがCG合成され、周囲で反応する様子を見ることができます。この施策は複数の小売チェーンを巡回しました。
技術的な作業の大半は、デプスセンサーを店舗環境で安定して動かすことに費やされました。私たちは撮影条件を仕様として定めました。自然光や漏れ光を排してスポットライトを使うこと、什器や仕切りをセンサーの画角から外すこと、そして人が並ぶ状況でのテストを行うことです。プレイヤーの後ろに列ができると骨格トラッキングの精度が大きく落ちるためです。施策が2台のブースを並べて運用する形になった際には、カメラの画角を3Dでシミュレートし、2つのフロアが互いの画角に映り込まないことを事前に検証しました。あわせて、システム起動中はデスクトップの上にブランド画像を全画面で表示し続ける小さな監視プログラムを書き、技術的な画面が来店客の目に触れないようにしました。
現地オペレーター向けの設置マニュアルの作成と、設営も担当しました。